発達障害を持って生きていくこと |
当事者・支援スーパーバイザーからのメッセージ |
はじめましてkyoto発達支援グループワークでファシリテーターをしております山本友子と申します。 当会は臨床心理士の河原和美(ハンドルネーム kyoto)が発達障害(知的障害を伴わない自閉症スペクトラム障害)の成人を支援するために、京都市内を中心に活動しております。 このたびは5月に行いました「S県教育委員会高等学校教育相談研究会総会研修会」で行われました講演会の内容を 皆様にお買い求めいただきやすいよう、インフォトップ様のご協力をいただきまして販売する運びとなりました。 内容kyoto講演内容 16ページ山本講演内容 15ページ 質疑応答 18ページ 「その他」 合計83ページ 金額 ¥1000円ご購入はこちら「その他」の内容パニックについて 自分の特徴との付き合い方 発達障害を持つ人間同士のコミュニケーション 親に対して 二次障害は「逃げている」訳ではありません 可能性を信じるという事 モチベーション ながら作業のすすめ 親子関係 引きこもりになっているこどもの親へ 参加者のためにできる事 手帳と生活保護の事 自閉症と発達障害
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私自身、発達障害を持つ当事者です。 結婚生活に不適応をおこして鬱になり、離婚した後こどもの発達障害(診断名は中度のアスペルガー症候群)が分かりました。 まだまだ 鬱もひどい状態だったため、何度か心中寸前にまでいきました。 そのころ 一生懸命読んでいたのは、書店や図書館に並ぶ発達障害や自閉症に関する本たち。ネットの情報。 でも、どんなに読んでも「私のこどもにどう接したらいいのか」「自分のこのひどい状態をどうしたらいいのか」はどこにも書いてありませんでした。 自閉症の特徴としてよく言われるのが、「三つ組みの障害」 「コミュニケーションの障害」 「想像力の障害」 「社会性の障害」 まるで、それは、決して治らない宿命のようでした。 「一生この子たちはコミュニケーションができないの?」 「一生この子たちには社会性がつかないの?」 と途方にくれました。 しかし、その一方で、うちの子たちは幼稚園や小学校に何の支援もなく適応していました。 担任の先生に相談しても「ちゃんとできていますよ」というお墨付き。 ????? ものすごく不安になりました。「この子たちはこの状態のまま成長しないんじゃないか」もしくは「今できる事ができなくなるの???」「この子たちはどうなっちゃうの?????」・・・・・・ そんな中、出会ったのが、kyoto発達支援グループワークのファシリテーターでありスーパーバイザーをしている臨床心理士のkyotoさんのグループワークでした。 鬱で動けない(当時はほとんどベッドから起き上がれませんでした)私に代わり、母がサイトを見つけ、出かけていきました。 母は「親心」として「過剰に心配」し「干渉」してきました。でも、私としても「過去の自殺念慮」への後ろめたさから過干渉や干渉に対して「不快感」すら出せない状態に陥っていました。保育園の行き返りしか一人になる時間はありませんでしたが、それに対して「イヤ」という権利は無いものと思っていました。 それでも、どんなに「権利は無い」「自業自得」と思っても息苦しさは増すばかり。自由の無い生活に「我慢しなくちゃ」と思うのに少しの刺激でパニックを起こすようになりました。 パニックを起こせば起こすほど自由は無くなるし、こども達はおびえるし、自己嫌悪は増すばかり。でも、止められない・・・・・・・・そんな生活にグループワークが変化のきっかけをくれました。 母がグループワークに参加して4カ月ほどしたころ、母は私に対して「私に理解できる言葉」を話すようになってくれました。 そこで どんな心理的変化があったのかは分かりませんが、少しづつ母の「隠れている言葉」に気づくことができるようになってきました。 気になって私自身も京都に行ったのが、平成22年の6月。 そして今、私は自分自身もファシリテーターとして発達障害者の支援ができるようになりました。 kyotoは15年間に渡ってボランティアで色々な活動を行ってきました。 主にグループワークの手法を使い、不登校や適応障害のこども達や大人の支援を行ってきましたが、4年ほど前から発達障害に特化したグループワークを開催しております。 途中でNPOなどにも参加しましたが、今年の三月から「kyoto発達支援グループワーク」として、新たにスタートを切りました。 発達障害を持つ当事者限定の「当事者グループワーク」 当事者と家族・支援者のための「家族グループワーク」 より社会に近い形でグループワークを行う「エンカウンターグループ」 この3種類のグループを中心に、講演会・SST(ソーシャルスキルトレーニング)合宿・エンカウンター合宿・「話す・聴くワーク」などを開催しております。 kyoto発達支援グループワークのホームページはこちら プロフィール・資格・講演実績等はこちら 本業は京都市で教鞭をふるう公務員であり、今回のこの商材においても完全にボランティアとしてご協力くださいました。 長年 特別支援学級の担任として多くの発達障害児・自閉症児の教育に携わり、多くの保護者から信頼されています。 発達の側面から観察し、スモールステップで少しづつ療育(療育とは「治療的教育」の略です)を行う独特な療育方法は「マジック」と呼ばれ、多くの児童をサポートしてきました。 「マジック」は成人のグループワークでも遺憾なく発揮され、多くの成人当事者がグループワークに通う事で自尊感情を取り戻し、社会で自分の居場所を手にしています。 当会の目的は「グループワークを通じて、よりよく生きるためにはどうしたらいいのかを 「探る」「就労を目指す・継続して勤める」ですが、なかなか足を運べる方ばかりではありません。特に、海外在住の日本人の方からの支援依頼が増加しているこの頃では、ブログでの発信だけでは不十分と相談いたしました結果、今回インフォトップ様を通じて商材を発売させていただくことになりました。 発達障害をめぐる状況は刻一刻と変わります。医学的な区分もまだ確定しておりません。きちんとした療育目標や療育方法も確定されていません。その結果困っているのは親であり当事者です 。 以前ならば、ニキ・リンコ様や内田先生・アスぺ・エルデの会・こころの科学等をはじめといたします出版物で「自閉症とはなんぞや」「どういう障害なのか」などを読めば済んでいたでしょう。 しかし、現在は「どうQOLを上げて生きていくのか」「どうすれば二次障害を克服できるのか」「どうすれば二次障害をおこさずに生きていくことができるのか」「どうすれば社会人としてきちんと勤めながら生きていけるのか」を真剣に話し合い、それぞれの個人が自分だけの「正解」を探らなくてはならない時期に来ています。 書店には当事者や支援者の書く「発達障害本」があふれておりますが、彼らは「二次障害と障害特性の区別のつけ方が分からない発達障害者」か「定型(発達障害を持たない方こう呼びます)」です。多くの当事者本の作者が、いわゆる「きちんと」就職できていない状況をご覧いただきたい。 発達障害は先天性の脳障害です。ただし、脳のどの部分が損傷を受けるか・その後のバイパス作りにどれだけ成功するかによって大きく予後が変わる事が分かっています。 30年前ならば一般就業どころか作業所への就業が「花形」「成功」であった子供たちを、通常の学校に通わせたうえで大学を卒業させ、障害者枠ではなく通常の枠で普通に就職させる道があるのです。でも、そのためには親は並々ならない努力をしなくてはなりません。 それは、手間暇や努力が必要という事ももちろんありますが、何よりも自分自身の持っている「ダブルバインド」を自覚してそれを目の前のこどもに説明する必要があるという事です。 多くの場合親は「発達障害を持つこども」を「できそこない」「障害者」と見ています。どんなにほめて育てていたとしても、親が無意識に出す「はずれくじ」「できそこない」「恥」というメッセージはこども達に伝わります。 その結果、不登校や家庭内暴力・ひきこもりと言う結果に陥らされている当事者はとても多くいます。私たちは、一人でも多くの当事者をそのスパイラルから抜け出させたい。その人に許された幸せな人生を送って欲しい。一人でも多くの支援者(家族)をこどもを憎み・恨む人生から解放したい。そう考えて活動しています。 けれども、残念ながら「こどもを憎まないで下さい」「あなたのこどもは何もできない障害者ではありません」とどんなに声高に言っても支援者には伝わりません。これは本当に通じません。 なぜなら、彼らの中には「発達障害を持ちながら幸せに生きているサンプル」となる人との出会いが無いからです。これはとても残念な事であると同時にとても大きな問題です。 彼らが「発達障害者」として出会うのは、「話が通じない」「就業できない」「何を話しているのか分からない」「すぐパニックを起こす」不安定な人間たちです。言い換えれば「二次障害に苦しんでいる人たち」です。 彼らの中の「発達障害者の就労」のイメージは「特殊な状況」での「特別な人間」の就業です。それは 芸術家であったり、スポーツ選手であったり、もしくは「障害者枠雇用」であったり・・・・・・・・ 実際は二次障害を持たない発達障害者は、ほとんどの場合「生きにくいなぁ」と感じながらも普通に就業できます。 特別な配慮が無くても就業し、場合によっては全く気付くことなく結婚します。 こどももできますし、町内会にも子供会にも参加します。おじいちゃん・おばあちゃんになっている人も多くいます。 その未来を阻むのは「二次障害」です。 そして、二次障害は「治す」事ができます。 内容はとても分かりやすく・理解しやすいものを目指しました。特別に「物」はいりません。必要なのは「意欲」だけです。 マニュアルのように「不登校ならこうすればいい」と言うことは出来ません。その子が「なぜ不登校をしなくてはならなくなってしまったのか」を、考えるべきなのは親であり、答えは自分で出さなくてはなりません。でなければこどもはまた「次」の問題行動を起こさざるを得なくなります。「次」はさらにきついものになるでしょう。 ある子供に有効だった方法が、別のこどもにも有効であることは、発達障害者の支援においては「おこりません」。 有効な事は「親が必死に自分(親自身のことです)と向き合う」「自分(親自身)にとって何が一番大切なのかを考え抜く」「自分のこどもに必要なものに気づく・取得の方法を考える・実行する」です。しかし、多くの親は「自分は変わらずにこどもを変えたい」と考えます。そして、こども達はどんどん悪い状況に追い込まれます。 インターネットで商材を購入することに抵抗のある方に関しましては、グループワークの会場で 同じ内容の物を300部限定で販売いたします。交通費等を考慮いたしまして500円で販売させていただきます。こちらをご利用ください。 「インターネットで購入するのは抵抗がある」かと言って「京都は遠い」とおっしゃる方は、残念ながらこどもの療育もできません。 一番大切なのは実行する勇気と思い切りです。その一歩を踏み出せた実績は、「選択の連続」を強いられる療育の大きな一歩になるでしょう。 一歩目という、最も勇気の必要な行動を起こすことのできた方たちを、私たちは精一杯サポートさせていただくとともに、最大限の賞賛をもって受け入れます。全てはあなたの「大切な宝物」のために。 |
発達障害を持って生きていくこと |
当事者・支援スーパーバイザーからのメッセージ |
今回のこの商材に関しましては、もともとの講演依頼者が「教育委員会高等学校教育相談研究会総会研修会」であった性質上、10代のこどもを対象とした支援を行っている方に最適の内容となっております。 特に、 こどもが中学・高校生になってどう接したらいいのか分からなくなった保護者の方 中学・高校生を対象に教育を行っている方 こどもが中学・高校生で突然発達障害(アスペルガー症候群・高機能自閉症)の診断を受けた方 には特にお役に立てるものと考えております。 発達障害者の療育は「丁寧な子育て」と言われております。 それは、「こども自身をよく見て今のその子にとって最適な教育を行っていくこと」そのものが最高の療育だからです。 「治療的教育」などと言うと特別で、トレーニングを受けた専門家でないとできないように感じるかもしれませんが、本当は「誰にでもできる事」であり、「誰に行っても害のないもの」です。 商材の内容についてご意見・ご質問などがございましたら yuasa433@gmail.comまでご連絡ください。山本ができる限りのサポートをさせていただきます。 必ずしも全員の方に望むだけの効果をお約束することは出来ませんが、当事者の方が少しでも良い人生を送るために 精一杯お手伝いさせていただきます。
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